むし歯治療|北九州市八幡東区で歯医者・小児歯科・小児矯正歯科をお探しの方は【ばん歯科・矯正歯科】まで

093-287-4604

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休診日:水曜、第一・第三・第五土曜、祝日

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★第二・四土曜日は診療いたします。

むし歯治療Cavities

こんな症状は
ありませんか?

  • 歯が痛む

  • 歯がしみる

  • 歯の一部が白く濁っている

  • 歯の一部に黒ずみがある

  • 歯に穴があいている

  • 以前、治療した箇所がまた痛む

むし歯は放っておくといつの間にか悪化していることが多いので、早期発見・早期治療を心がけましょう。
これらの症状がある場合は、すぐに当院までご相談ください。

むし歯とは

歯垢(プラーク)に潜んでいるむし歯菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分を元に酸を発生させます。この酸は歯の表面のエナメル質を溶かしますが、この現象を「脱灰」と言います。通常、唾液には酸を中和し溶けたエナメル質を修復する「再石灰化」という働きがあります。この現象によってすぐにむし歯になることはありません。
ところが、歯磨きで歯垢を落としきれず、食事や間食によって常にお口の中には食べ物がある状態が続くとどうなるでしょうか?
脱灰と再石灰化のサイクルが崩れて歯は溶かされ続け、むし歯へと進行します。

むし歯の治療法

進行度に応じたむし歯の治療法

まだ歯の表面のエナメル質に穴が開くまで進行していない初期むし歯では、歯の石灰化を促す効果のあるフッ素を塗布して治るケースがあります。
ところが、深く穴が開くまで進行したむし歯は、むし歯菌に感染した部分を取り除くために歯を削ります。小さい穴の場合は削った部分にレジン(歯科用プラスチック)を詰めますが、削った範囲が大きい場合は金属などの素材で製作した詰め物・被せ物で穴をふさぐ必要があります。
むし歯菌が歯の神経にまで感染し、重症化したむし歯は神経を抜く「根管治療」を行います。根管治療で歯を残せる可能性が高くなりますが、それが難しいと判断された場合は最終的に抜歯します。

歯が黒くなってきた

歯の変色にはさまざまな原因が挙げられますが、むし歯が原因で歯が黒ずむこともあります。
むし歯菌によって歯のエナメル質が溶かされると歯の表面が黒くなることもあります。しかし、表面だけの変色に留まらず、象牙質までむし歯が進行している場合もあるので注意が必要です。
また、歯の神経が死んでしまうことによって、歯が黒く変色することがあります。全体的に変色しているようであれば、早めの受診をおすすめします。

詰め物・被せ物が
取れてしまった

詰め物・被せ物が取れてしまった歯は、エナメル質が削られた状態で内部がむき出しになってしまうので、むし歯にかかりやすくなります。むし歯が再発しないためにもすぐに治療しましょう。
治療は歯の状態を確認したうえで、取れてしまった詰め物・被せ物をそのまま付け直す場合と、新しく作り直す場合があります。そのため、来院の際には取れてしまった詰め物・被せ物をお持ちください。

むし歯の
進行段階と治療

むし歯はその進行度によって、治療方法や治療回数が異なります。
治療方法は症状が悪化するほど複雑になり、通院回数も増えます。負担軽減のためにも早めの治療がおすすめです。

超初期むし歯(CO)

歯の表面に白く濁った部分があるものの、まだ穴の開いていないむし歯は再石灰化を促すことで治る場合があります。フッ素塗布や適切な歯磨きなどを行いながら、経過を観察します。

初期むし歯(C1)

歯の表面のエナメル質が溶け、歯が汚れたように黒く変色します。奥歯や歯と歯の間にできたむし歯は目立たないため、気づかずに見過ごしてしまうケースが多くみられます。

自覚症状

初期のむし歯では歯が痛む・しみるといったはっきりとした自覚症状はありません。

治療

むし歯菌に感染した部分を小さく削り取ったあと、レジン(歯科用プラスチック)などでふさぐので治療跡が目立ちません。型取りは行わないため、たいてい1回の治療で済みます。

象牙質まで進行したむし歯(C2)

むし歯菌の感染がエナメル質からさらに内部の象牙質まで広がってしまった状態です。この頃にはしっかり確認できてしまえるほどの穴が開いていることがほとんどです。

自覚症状

象牙質までむし歯菌の感染が進むと、時々痛みを感じることがあります。象牙質のすぐ内側に神経が通っているためです。特に冷たいものや甘いものを口にしたときに痛んだり、しみたりします。

治療

初期むし歯(C1)の治療とは異なり、むし歯菌に感染した部分を大きく削るため、型取りをして詰め物・被せ物を製作します。型取りと装着で少なくとも2回は通院する必要があります。

神経まで進行したむし歯(C3)

エナメル質と象牙質が完全に溶けてしまい、最も内側の歯髄(神経)にまでむし歯菌の感染が広がった状態です。歯質はほぼ失われてしまいます。

自覚症状

むし歯菌に感染した神経が炎症を起こし、安静にしていてもズキズキと激しく痛みます。痛みとともに歯には大きな穴が開いてしまうので、食事や歯磨きなど満足に行うことができません。

治療

歯を残せる可能性が高い場合は「根管治療」を行います。歯の神経を抜いた後、歯の根の内部を消毒して無菌状態にし薬剤を詰め、被せ物でふさぎます。根管治療が難しい場合は抜歯します。

歯根だけ残ったむし歯(C4)

「歯冠部」という、歯ぐきより上の表に現れている部分の歯の大部分が溶けてなくなってしまった状態です。歯ぐきに残っているのは歯の根っこ部分のみです。

自覚症状

歯の神経は死んでしまっているので痛みは感じません。しかし、むし歯が治ったわけではありません。放置していると歯の根っこの先に膿がたまり、歯ぐきに穴が開くことがあります。

治療

ほとんどのケースで抜歯するほかありません。抜歯後は、入れ歯などの義歯で補います。歯の根っこの先に膿が貯まっている場合には、膿がたまった「嚢胞」を外科処置で取り除きます。